見た目も可愛く・手間もかからない 多肉植物のある生活
観葉植物として多く見られる
葉や茎や根が肥大化・多肉質化して
水分を蓄えられるしくみに
なっている植物です。
乾燥に強く、頻繁に水あげを
しなくていいのでお手入れがとっても簡単。
ぷっくりとした見た目のかわいらしさから
インテリアとしても人気を集めています。
お部屋に飾って、
癒しの空間をつくってみませんか?
【セダム属】
肉厚の小さな歯が密集している
可愛らしい姿が人気の品種
寒さや暑さには比較的強いのですが
夏の蒸れが少々苦手なので
風通しのいい場所で育てましょう。
また、日光がとにかく好きなので
1年を通して強い光の当たる窓辺に
置いてあげるのがおすすめです。
生育が早いのもセダム属の特徴。
【クラッスラ属】
小型の物から3~4mの大型の
ものまで変化にとんだ姿が魅力の品種。
過湿に弱いため、水のあげすぎには要注意。
雨に当てることも根腐れなるために
なるため厳禁です。
上へ伸びる種類が多いので
挿し木などで定期的に作り直して
きれいな姿をキープさせましょう。
【ハオルシア属】
葉がとがった硬葉系と
やわらかく透明な葉の軟葉系の2種類
見た目に様々なバリエーションがあり
お部屋の雰囲気に合わせやすい
ところがポイント。
寒さや暑さに強く、育てやすい品種です。
強い光に当てると葉焼けしやすいので
直射日光を避けて室内で
育てるようにしましょう。
【エケベリア属】
葉っぱがお花のように広がった
「ロゼット型」が特徴
夏の蒸れが苦手なので、風通しなどに
気をつけるようにしましょう。
水やりは乾かし気味にし、
葉がしわしわになってきたら
水を上げる程度で大丈夫。
窓辺などの日向に
置いてあげるようにしましょう。
増やすことでも楽しめる多肉植物
①葉挿し
ちょっと手が触れてしまい、ポロっと
取れてしまった葉などは、捨てずに
土の上に寝かせておくだけで、新たに
根が出てきます。
その際、葉先から水が入ることで
葉が腐ってしまう場合があるので
水やりはしないこと。
数日して根が出てきてから水を
あげはじめるようにしましょう。
②挿し木
伸びすぎた茎はカットし、カットした古株は
発根させ新しく育てることができます。
カットした上の部分の切り口を
空き瓶などに立てて乾かします。
この時、水やりは不要です。
数日すると発根するので、
鉢に植えて完成です。
③株分け
子株を外して分けることで増やします。
親株からからやさしく子株を取り外し
新しい土に植えます。
小さすぎる子株は育ちにくいので
ある程度の大きさに育ってから
株分けしましょう。
植え替えてから1週間~10日ほどしてから
たっぷり水やりをします。